表示された品目の一覧から品目を選ぶことで、品目、数量、単価が納品書に自動入力され、数量を入力するだけで納品書の内容が作成される機能が納品書作成にあります。この機能を利用するためには、事前にリストを作成する必要があります。このリストを「単価リスト」と呼びます。この単価リストは、見積書作成を利用して作成することができます。
- 1.通常の見積書作成と同じ手順で、「見積書一覧」から、任意の行の「詳細」と表示されているボタンをマウス左クリックすると見積書作成の下図のような表示がされます。
- 2.見積書作成の要領で、以下のように各列に入力をしていきます。
- 見積先には作成する単価リストの取引先名称を入力
- 分類の列には、必ず「台帳」と入力(それ以外では表示されません)
- 摘要・品名の列には、商品名など単価リストに表示させる内容を入力
- 単価の列には単価リストに表示させる単価の金額を入力
- 単位の列には単価リストに表示させる「箱」「個」等の単位を入力(必要な場合のみ入力)
単価リストを作成するにあたっての最低限の内容を入力した状態が下図のようになります。
- このように作成された見積書は単価リストとして利用できます。納品書作成の時にここで入寮された見積先が、納品書の納品先として利用されます。
見積書の印刷は、分類の列の内容が「NO」「台帳」以外のものを対象としますので「台帳」と入力されている行については印刷から除外されます。この機能を利用して、取引先へ提出する見積書と単価リストをまとめることも可能です。
(入力イメージ)
(印刷イメージ)
1行目は、取引先相手に伝える見積内容で見積書の内容として印刷されます。2行目は、納品書作成で使うための単価リスト用の内容となります。単価リスト用の内容にするために分類の列に台帳と入力されています。このような形の見積書を作成しておくと取引先に伝えてある単価と納入書の単価を常に一致させておくことができます。